無地カーペットの選び方。

床材は大別すると、木質系床材(フローリング等)とプラスチック系床材(リノリウムやクッションフロア)・石材(タイル等)、そして繊維系床材(カーペット)分けられる。日本の伝統的床材『畳』も繊維系床材に含まれる。その中で今回は比較的馴染みの多い『無地カーペット』について・・・・・。

無地カーペットの種類は大きく分けると、『表面のテクスチャーの違い』と『材質の違い』でそれぞれに分けられる。

他に、織り方による分類がありますが、ここでは省略しました。

 


 

 

『表面のテクスチャーの違い』

      カットパイル            ループパイル

 

それぞれにメリット、デメリットがありますが、見た目の高級感ではカットパイルが上ですが。お手入れのしやすさはループパイルの方が良いです。(電気掃除機のブラシ滑りが良い) ただし、ペットのいるお宅では、犬猫の爪が引っかかる恐れがあるのでカットパイルをお勧めします。

 


 

『材質の違い』

大きく分けると、化学繊維と天然繊維に分けられます。それぞれのメリット、デメリットは以下の通りです。

【天然繊維(主にウール)】

ウール(羊毛)→風合いがよく通気性もあって保温性大。ただし、使い初めに多少遊び毛が出る。

他に、綿や麻を使っている物もあるが、それらは一般的にラグと呼ばれる商品に多い。

 【化学繊維】

ポリエステル・アクリル→普及品の無地カーペットの多くがポリエステルやアクリルで作られている。ポリエステルは汚れにくい。アクリルはウールに近い(柔らかい)風合いがでる。 ナイロン→強くて丈夫、遊び毛が出にくい。ただし静電気を帯びやすい性質がある。

他にレーヨンやポリプロピレンなどがある。

化学繊維素材のデメリットとしては、タバコの焼けこげ等の際、黒く跡が残ってしまう欠点がある。(天然素材も焦げるが黒くはならない)

 


 

『日頃お客様からよく受ける質問三題』

その@ 部屋が変形なのですが、カーペットは切ると、ほつれませんか?→一部の高級なもの(ウィルトンカーペット等)を除いて。一般的な無地カーペットのほとんど(タフトカーペット)は、ほつれません。カッターナイフや裁ちばさみなどで、カット出来ます。

そのA 乗用車でも持って帰れますか?→丸巻きのカーペットでも、折り畳むことができるので8畳サイズ位までなら小型乗用車の後部座席に積めます。

そのB 古い敷き込みカーペットの上に重ねて敷こうと思うのですが?→あんまりお勧めしません、カーペットには織り目と言う物がありまして(要するに毛の向き=芝目に似ている)、カーペットの上にカーペットを敷くと、下のカーペットの織り目によって上のカーペットが少しずつ動きます。(家具などで押さえても家具ごと動きます)、基本的には敷き込みのカーペットを張り替えてしまうのがベストなのですが。(この手の相談は賃貸マンションの方に多いです、)やむを得ない場合は、家具をさけてお部屋のサイズより一回りかそれ以上小さいサイズのカーペットを買うのが得策です。(ずれても、こまめに直せるので。)

 


カーペットを買うときは、出来れば実際に店頭で触ってみるのが賢明な買い方だと思います。

下に既製品のカーペットのサイズ表を入れました。【江戸間】は関東地方のサイズ、【本間】は関西地方のサイズ、という事になっておりますが最近はお部屋のサイズがまちまちなので合わないことも多いです。ここ数年イージーオーダーカットの(サイズに合わせてあらかじめ工場で切ってくれる)カーペットがよく売れています。

 


 

床のお話その弐へ・・・

 

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