窓のウンチク話

 

日々いろんなお客さまに接していると、

「窓周り!?、無くてもいいかな。本当は窓自体要らないんですけどねェ〜。

                      でもやっぱり何か付けた方が良いですか??…」

という相談を受ける事が希にあります。(まぁ根本的な興味の有無ですね)

 

実際、窓の無い建物もあるわけですが…

 

そこで今回は、その根本的な意味=“窓とウィンドウトリートメントについて”の話をしたいと思います。

(テキスト中心ですのでヨロシクです(^^ゞ)

 

 

【“窓”ってなんだろう??】

窓は人口空間と自然空間の接点…

窓の機能面については、『環境工学』の分野になるのでここでは省略しますが、基本的な事として、1.採光:遮光 2.換気 3.熱貫流:遮断.保温 4.音環境:遮音 5.視線眺望:情報源 の5つがあり、これを満たすための必要最低限の法規定として、建築基準法(開口部は居室床面積の1/7を有する事)等が定めらいている。

窓には…

○アーキテクチャーエレメント→室内建築系=床.壁.天井.家具.設備.照明.窓=建築驅体における“窓”

○ファニシングエレメント→備品系=家具.敷物.ファブリックス.インテリア小物

=インテリアエレメントの一部としての“窓” という二通りの位置付けがある。

 

【“窓”の移り変わりについて】

古来の日本家屋は、柱・梁構造を用いたものが多く「開口部を広く取った=開放感のある」空間が演出さいていた。

 

それに対し欧州の建築物は、組み積み工法(石積み)により壁を主体としている=大きな開口部が取れないモノが多い、しかし窓装飾を外壁との調和させる事により美しい街並みを築いている。 

 

 

戦後、日本の住宅も2×4工法等の普及に伴い、壁を主体としている住宅が多かったが、近年“開口部=窓”を大きくとった建築が見直されている。

 

【住環境の変化とウィンドウトリートメント】

建築の近代化により、ドア式・部屋別機能の明確化とライフスタイル&ライフシーン(暮らし方)の多様化など、生活者の住まいに対する意識の変化が起きた、年代別にあげると・・・

1970年代→モノへの満足.同質

1980年代→変化への満足.差別

1990年代→心の満足.創造

というように変化し、自分の暮らし方や、生き方を自分でデザインする時代が定着してきた。また、建築思想やデザインについても、洋風の感性に“和”を取り入れた、日本人独自の感性が注目されている。

 

 

【ウィンドウトリートメントの意味】

ウィンドウトリートメントとは、窓装飾=窓処理。すなわち窓周りの飾りやしつらえの事である。

最後に前述の話を踏まえて、窓装飾のすすめ方を考えると…

1.壁面の処理を考える(吊り方)

2.スタイルを考える=部屋の用途.窓の方角・大きさ&家具.調度品とのバランス。

そして、最も重要な事としてそこに住む人のライフスタイルや生活環境などを考慮しなければならない。

 

あとは“予算”という事になりますが、モノの価値感は人それぞれですので...

(“高ければ高級”とか“安いほど○”etc)

実際、予算に縛られながらもアイデア次第で、お気に入りの部屋を作れてしまう事もあるし。

逆に高価なオーダーカーテンを買ったが一年で飽きてしまって次を捜す人や・・・

とっさの雰囲気だけで(=実際の使い勝手を考えないで)取り付けたブラインドなど・・・(/_;)

「失敗したぁ、(^^;」と嘆かれる方もおられるのが現実です。

 

妥協点は様々ですが「売る側」からの率直な意見として(あくまでも私個人の見解です..)

「あなたやご家族が“毎日目に触れるモノ”ですから、予算に関係なく時間をかけてじっくり選んで下さい、

また商品的に解らない事は積極的に聞くべし。そして納得して買って行って下さい。」

何よりも「気持ちのゆとり」が、大切だと思います。

月並みな意見ですが、「お客様の笑顔 (^^)」が私たちの“ヤリガイ”でもあるのですから。(^^)/

 

 

以上、ご静読ありがとうございました。  _(_ _)_

 

窓のお話、その参へ・・・

 

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